幼稚園に朝いくときにずーっと泣かれる、一部のこどもたちの朝の風物詩。
他所の家庭のお子さんがそうだと、大変そうだなと思いつつ、微笑ましくも思っていたのが
いざ自分の子供がそうなった時には、親は大変ですよね!
筆者の子供たちは3人兄妹ですが、このうち2人が「朝、登園するときに泣く子」でした。
3~4才、5才ぐらいになると身体も大きいから、抱っこして園のバスにのせたり
保育園や幼稚園に送っていくにしても、いやがってのけぞるので
自転車の後ろにのせることもできなかったり。
ほんっとーに大変でそのときは困りはてていました。
今回はその様子と、原因、その後どうなったかの話です。
はじめて幼稚園にいく朝、次男がとった行動とは?
次男は3年保育で幼稚園に入りました。
ただ、入る前に一抹の不安はあったんです(^^;)
というのは、赤ちゃんの頃からなのだけれども、とにかく人に慣れないし、場所見知りもすごくて、泣いてばかりいる赤ちゃんだったからです。
だからといって、引きこもっていたら子供がであえるはずだったチャンスや経験がひろがる機会をうばってしまうことになります。
だから、次男がうまく慣れそうな幼稚園をまず選んでいかせることにしました。
選んだのはカトリック系の幼稚園。
そういえば、将棋でいま話題の藤井 聡太さんも学んだというモンテッソーリの幼稚園でした。
モンテッソーリ教育では、こどもに強制をせずに、集中する時間を大事にします。先生方も大きな声を出しません。
教室の中でみんなに呼びかけるときはきれいな音がする「呼び鈴」を使ったりします(これでホントに子供達が静かになるの?と不思議に思うかもしれませんが、静かになるんです!)
だから、もしかしてこういう幼稚園ならいけるかも?と思ったのです。
はじめて幼稚園にいく朝。
制服に着替えたものの、玄関で号泣。足はすすまず歩きませんでした。
そこでわたしは心を鬼にして、園のバス停まで抱きかかえて行きました。バス停までは約3分ぐらいの距離なのですが・・・ほんと、これアラフォーの身体にこたえます(泣)
自転車だと、いやがっているので落ちる可能性がある訳で危ないので、抱きかかえていくしかなかったんです。車もつかえませんでしたし。
当然ずーっと泣いているので、心は痛みます。でも、もしかして慣れていないだけかもしれないから、しばらくは心を鬼にしてこれを続けてみようと思ったんです。
もし慣れなかったら、お家で自主幼稚園をしようと思っていました。でも、それはやれるだけやってみてから、と決めていました。
結局、幼稚園に行く朝の様子はどうなった?泣いてる泣いてない?
その後どうなったかというと
3日間、頑張ると4日目の朝、次男が自分から着替えて幼稚園にいくようになりました。
「幼稚園が楽しい」といいはじめたんです。
今までそんなことを言ったことは一度もなかったので、耳を疑いました。やっぱり、最初からあきらめなくてよかったなあと思った出来事です。
いま次男は小学生ですが、かなりマイペースで学ぶのに他の子より少し時間がかかったりする男の子です。
そんな今の様子を見ながら原因を考えてみるのですが
小さい時は、周りの環境に慣れるのに必死で、状況がよくあからず不安で泣いていただけだったのだと思います。
まとめ
親としてはこどもの鳴き声を聞くのはつらく
できれば子どもがいつも笑顔でいてくれれば、と思うものですよね。
でも、こうやって泣きながらでも、自分の世界を広げて成長していくのだなあということを見せてもらっています。
ただ、子どもの個性や、通った場所によって、まったく違う結果が待っていると思いますし、それぞれが違う結果でいいのだと思います。
次男はこれでめでだしめでたしだったのですが、長女は同じことをしても、違ったんです(^^;)ほんっとーに大変でした。
その話は次の記事で書きますね。では!