上新粉でお団子作ったことありますか??
上新粉でお団子を作ると、なんだか固くて粉っぽい味がする・・・
という経験をした方もいるのではないでしょうか?
上新粉は、もちろんお団子を作るのに使用することはできるのですが
口当たりをよくするためには一工夫しないといけないようです!
今回は、上新粉でお団子を作ると粉っぽくなってしまう理由や
もちもちのお団子にする方法などを紹介していきたいと思います!
上新粉で作った団子は固いのはどうして?おすすめの作り方は?
上新粉でお団子を作ると固くなってしまうのは
上新粉はうるち米を粉にしただけのもので
そのままで白玉粉のような感覚でお団子を作ってしまうと
歯ごたえのあるような固いお団子になってしまうんです。
うるち米を使用してお団子を作るには
一度熱湯で練って、蒸して、すりこぎ等でもちをつくようについてから
団子状に丸めて茹でなければいけません。
なかなか手間ですよね(^_^;)
レンジを使っても同じような効果があります。
レンジでチンしてはかき混ぜ、またチンしてはかき混ぜ
ということを何回も繰り返して、ちょうどいい固さ、粘度になったところで
練って形を作っていきます。
上新粉でそのままお団子を作ると
どうしても固く粉っぽくなってしまうので
きちんと加熱して練ってから使うようにしましょう♪
上新粉と白玉粉と団子粉の違いは?
お団子を作るのによく使われるのは
上新粉や白玉粉、それをミックスした団子粉などがあります。
それぞれの違いについて解説していきます!
上新粉
上新粉の原料はうるち米です。
うるち米を精米し、水洗いし、乾燥してから
粉にするという製法をとっています。
色が白くて、歯ごたえがあるのが特徴で
風味や歯ごたえを求める生菓子などによく使用されます。
熱湯を加えてから練ると、お餅のような食感になるので
柏餅やちまき、団子などを作るのに適しているんですね~。
白玉粉
白玉粉の原料はもち米です。
精米したもち米を水洗いし
石臼で水挽きして沈殿したデンプンを
乾燥させるという製法をとっています。
もち米のでんぷん質を取り出していることから
つるっとなめらかで、柔らかく粘りがあって
もちもちとした食感が楽しめます。
また、冷やしても固まらないので
冷たいデザートなんかにもよく使われますね!
クリーム白玉、大福などを作るのに適していますよ~!
団子粉
団子粉は、うるち米ともち米をミックスしたものです。
うるち米ともち米を精米して、水につけて砕き
乾燥させるという製法をとっています。
配合率はメーカーによっても違います。
デンプンが入っているところもあるようです。
上新粉と白玉粉のいいとこ取りって感じの粉で
やわらかすぎず、固すぎずコシの強い団子を作ることができます。
団子作り初心者の方にオススメの粉です。
上新粉、白玉粉、団子粉、どの粉を使ってもお団子を作ることができますが
食感はぞれぞれ変わってくるようですね!
粉っぽくて固くなるのが嫌な人は
上新粉を使うよりも、白玉粉や団子粉を使って作るのがいいですね!
私はふにふにした食感のお団子が好きなので
白玉粉をつかってつるつるぷにぷにのお団子をよく作ります♪
お団子が固くなってしまうのが嫌な人には白玉粉はオススメですよ~!
[quads id=1]まとめ
もちもちのお団子を作りたかったのに
上新粉を作ったら粉っぽくなってしまった!
というのには、粉の製法に違いがあったためなんですね!
それぞれ、好みのお団子の固さってありますよね!
ちょっとかためのお団子が好きな人
ぷるぷるのお団子が好きな人色々いると思います!
粉の性質の違いをよく理解すれば
粉っぽい~なんて思いをすることもないのではないでしょうか(^o^)
自分の好みの固さになるように工夫してお団子作りをしてみましょう♪