四月…春の季節は芽吹きの季節。
四月の旧暦名は卯月…卯の花が咲くから卯月と呼ばれたんだとか。
まぁ今回の主役は卯の花じゃなくて菜の花なんですがね(`・ω・´)キリッ
さてさて・・・
春になると黄色くて美しい花が咲き乱れる景色を
テレビなどで観たことはありませんか?
あれが菜の花なんですよね。
一方、アブラナとは文字通り
「油を採る菜」ですオリーブやごまのように油分が含まれています。
この二つ、見た目はまるで瓜二つ!はたしてどう違うんでしょう(´ε`;)
アブラナと菜の花はどう違う?
結論から言うと同じです(゚Д゚ノ)ノ
アブラナが花を咲かせている状態のことを
一般的に菜の花(ナノハナ)と言います。
ちなみに、若い葉を食用としているときは青菜(アオナ)。
花のあとに種子ができたときは菜種(ナタネ)。
と、成長過程で呼び名が変わるんですね。
ようするに枝豆やもやしと同じです。
あれ大豆の成長過程の一つですから(σ・∀・)σそう考えると納得!
しかし、見た目やグループは同じでも楽しみ方は違います。
菜の花は見て楽しむ レッツゴー 菜の花畑
菜の花畑は各地に観光名所があり、
菜の花祭りなどのイベントも開催されています。
見渡す限り黄色!黄色!黄色!の菜の花畑に青い大空!
この芸術に感動すること間違いなしでしょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
菜の花は食べて楽しむ グルメとしてもグッド
鑑賞だけでなく食料としても菜の花は人気です。
春になるとスーパーでも並び始め手に入りやすくなります。
あえ物や炒め物、
パスタに入れるなど調理法はさまざまでレシピも数多く出回っています。
栄養素は、ビタミンC、アミノ酸、ミネラル類を多く含んでおり
味に関しては苦みとほのかな香りがくせになります(๑•̀ㅂ•́)و✧
菜の花は詠んで楽しむ 詩や俳句で和の心を
菜の花は多くの文学作品にも登場しています。
山村暮鳥(やまむらぼちょう)という方の有名な詩の中で
「いちめんのなのはな」というフレーズをひたすら繰り返す詩があります。
一つの詩の中で24回も「いちめんのなのはな」と繰り返すことによって、
読み手の目の前に菜の花畑を再現させるという手法で読者の心をつかませるのだとか。
また、俳句では春の季語で与謝蕪村(よさぶそん)が
「菜の花や月は東に日は西に」などいくつもの歌を詠んでいます。
かつては全国の農村に菜の花畑があり春になると圧倒的な風景が見られたそうです。
蕪村の名句はそういう環境で生まれたんだという伝説が残っています(๑•̀ㅂ•́)و✧
アブラナと菜の花とからし菜と野沢菜 そっくりだけど何が違う?
菜の花はアブラナと同じことが上記でわかりましたね。
まず、からし菜ですが、これはまず味に差があります。
からし菜は名の通り、
種子が薬味でおなじみのからしの原料となりますので
ほんのり辛くなっております( ー`дー´)
味の次に見た目ですが、これはよく見てもらわないと分かりませんが
からし菜の葉の付き方は茎から枝が生えるようについています。
しかし、菜の花は茎をくるっと囲むように葉がついていますφ(`д´)メモメモ…
次に花です!
菜の花の花びらはクローバーを思わせるようにキレイな十字をきざんでいます
しかし、からし菜は二対の花びら同士がくっつきあい、
十字というよりH字のようになっています。
これもよく見てもらわないとわかりませんね(;´・ω・)
からし菜の見た目の違いは以上です
次は野沢菜にいってみましょう(∩´∀`)∩
野沢菜ですが・・・
これまたややこしいことにアブラナ科で菜の花とも言われている植物です。
しかし、カブの変種とも言われ、
実際は大根や白菜も同じ菜の花の仲間です(;´∀`)ややこしい…
野沢菜は、根より葉っぱが立派に育つので
昔から葉っぱを野沢菜漬けにして食べられていたんだとか。
花が咲くと他のアブラナ科の植物と同じようによく似た黄色い花を咲かせます。
結論:どちらも菜の花(`・ω・´)ドヤッ
いかがでしたか?
説明下手で申し訳ないですが、
上手く違いが伝わってくれたのなら幸いです(;^ω^)
まとめると・・・
アブラナ科の植物はほぼ全て黄色い菜の花を咲かせるということ。
しかし
からし菜 → 種子
野沢菜 → 葉っぱ
大根 → 根
このように同じアブラナ科の植物で似たような花を咲かせるのに
品種によって使い方が違うということですね。
ちなみに大根の葉っぱなんか野沢菜のように炒飯に入れてみても美味しいですよ。
ヾ(⌒(ノ’ω’)ノ
それでは良いアブラナライフを(/・ω・)/