今ではほとんどみかけなくなったホタル。
夏の夜に、幻想的な光を放ちながら飛ぶホタルを
一度見てみたい!という方は多いと思います。
せっかく見るなら、よく飛ぶときにみたいですよね。
雨上がりなのか、降る前なのか…
どちらがいいのでしょうか?
また、雨が降っていても見られるのでしょうか?
ホタルがたくさんみれるのは雨上がりなの?雨が降る前?
ホタルは雨上がりと降る前と
どちらがたくさん見られるのでしょうか?
結論から言ってしまうと
雨上がりでも降る前でもどちらでも見られます。
ホタルが一番飛ぶと言われているのが以下の条件です。
湿度が高く、蒸し暑い
ホタルは昆虫ですので、寒い夜は活動が鈍くなります。
時期的に気温が高ければ蒸し暑くなる時期ですので
夜の気温が高めの時が良さそうですね。
無風
無風とまでいかなくても
あまり強くない方が良いそうです。
強風の場合だと
飛んだとしても流されてしまうので
風の弱いときの方が盛んに飛びます。
5月から9月であること
ゲンジボタル…5月~7月
ヘイケボタル…6月~9月
ヒメボタル…5月~6月
日本全国各地で見られるものでも
有名な3つを例としてあげました。
このように種類によってマチマチのようです。
また、南に行くほど時期が早いと言われていますので
地域にもよるようです。
しっかりと見に行く場所の下調べをしましょう!
曇り
わずかに雨がパラついている程度なら
まだ大丈夫ですが
雨が強いと時は飛ぶ個体数が多くはないです。
逆に晴れているのは、ホタル達にとっても絶好の日!
ですが、光るのは求愛行動と言われているので
月が明るいときは飛翔数は少なくなります。
また、月明かりが強いと光が見にくいため、オススメできません。
夜であること
これはホタル鑑賞には当然の条件ですね!
ホタルが発光するのは『求愛行動』ですので
光っているのが目立たなければ意味がありません。
オスホタルが光ながら飛び
葉先にとまって光っている
メスホタルを探しているそうです。
ホタルは日没後の19時代から飛び交い始めるそうですが
3回飛び交う時間があると言われています。
それは20時前後
23時前後
午前2時頃
と言われています。
この中でももっとも活発な時間帯は19時~21時
と言われていて、21時を過ぎると徐々に数が減っていきます。
こちらも、地域によりけりなので
見に行く場所について詳しく調べた方がよさそうです。
確かに雨上がりでも、降る前でも揃いそうな条件ですね。
ですが、雨が降る前に行っても
降り始めてしまったらどうなのでしょうか?
ホタルの雨上がりの乱舞を期待してたら雨に…雨でもみれる?
雨が上がる事を期待していたら
上がることなく降り続けてしまった…。
そんな時にでも見られるのでしょうか?
先程にも記載いたしましたが、見ることは可能です。
ですが、ほとんど飛ばないし光ることも少ないでしょう。
私達も雨が降ると傘をさしたり軒先に駆け込みますよね?
それと同様に、ホタル達も雨が降ると
葉っぱの裏側や岩の隙間などに隠れて身を守るそうです。
降ったりやんだりの小雨程度であれば
求愛を頑張る元気なコは光って飛ぶかもしれませんが
乱舞とまではいかなさそうです。
ホタル鑑賞の際には、天気予報をしっかりと確認しましょう。
そして、雨が降るような場合は
素直に諦めた方がよさそうですね。
まとめ
ホタルが飛ぶための条件などを
ご紹介させていただきました!
せっかくきれいなホタルを見に行くのなら
たくさん飛び交っている所をみたいですよね。
天気予報やホタル前線など
下調べをしっかりとしてから見に行きましょう!