コンパニオンプランツとは
農薬を使わず植物同士で
味や力を高める効果があるものです。
家庭菜園やご自宅の花壇などで
農薬を使いたくない方には欠かせないもの。
コンパニオンプランツは複数ありますが
その中に「ナスタチウム(キンレンカ)」というものがあり
鮮やかな赤や黄色、オレンジといった暖色系の花を咲かせてくれるので
観賞するだけでも十分!
なんとこのナスタチウム!
その葉や花、実は食べることも
可能なエディブルフラワーなんです。
そんなナスタチウムを
コンパニオンプランツとして植えるなら
相性のいいものと植えてあげたいですよね。
では、相性がいい組み合わせはどんなものがあるのでしょうか?
[quads id=1]ナスタチウムがコンパニオンプランツとして相性がいいものは?
では、まずは相性がいいものを見ていきましょう。
- 野菜
- キャベツ
- カイラン
- カブ
- スティックセニョール
- ダイコン
- ブロッコリー
これらなど
アブラナ科野菜のアブラムシ・コナジラミ・ハモグリバエを遠ざけて
生育を助けてくれます。
- キュウリ
病虫害を減らし、生育を助けてくれ、地面を覆い土の乾燥を防いでくれます。
- ナス
- トマト
- スグリ類
相性がよく、生育を助けてくれます。
- スイスチャード
- レタス類
生育を助けてくれます。
- ハクサイ
害虫を遠ざけてくれます。
- ウリ科野菜
害虫を遠ざけてくれ、カボチャの生育を助けてくれる。
他にもこのような野菜と相性がいい、コンパニオンプランツとして効果を発揮してくれます。
- ラディッシュ
- ブロッコリー
- ピーマン
- マメ類
- キイチゴ類
あげさせていただいた野菜、家庭菜園でも作れそうなものが多くでてきましたね!
- アブラムシ
- アリ
- カメムシ
- コナジラミ
- ナメクジ
- カタツムリ
- アオムシ
- ウリハムシ
などが野菜に寄ってくるのを防いでくれたり
これらの虫を自分の方に引き寄せてくれたりします。
ちなみにナスタチウムによくつく虫は、ハモグリバエです。
厄介なことに葉の裏に卵をうみつけ、幼虫から蛹まで葉の中で過ごします。
なので、殺虫剤を使っても効果が現れるまでに時間がかかります。
それに殺虫剤を使ってしまうと、食用には使いにくいですよね。
取り除くときは、葉の表だけでなく裏まで
侵食の有無をチェックして取り除きましょう!
ナスタチウムがコンパニオンプランツとして効果的な植え方は?
では次に、効果的な植え方をみてみましょう。
トマトを例にあげてご紹介させていただきます。
トマトは株幅(直径)が60cmほどになります。
育った葉がぶつからないように離して植えるようにしましょう。
距離でいうと、50~60cm程離して植えるとよさそうです。
また、ナスタチウムの個数ですが、可能であるなら四方に配置しましょう。
日当たり・スペース的に厳しそうなら両脇に配置しましょう。
ちなみに大株なナスタチウムなら少なくても効果を感じられるそうです。
ポット苗の場合は小さいので、多めに配置することをおすすめします。
また、ナスタチウムはツルが伸びるので作物の根本を覆ってくれます。
それによって、土が高温になるのを防いでくれる効果がありますよ♪
では近すぎるとどうなるのでしょうか?
近すぎると、成長後に葉茎が混み合ってしまい
かえって害虫病を誘発してしまう可能性があります。
やはり、適度な距離をおいて植える方が効果的ですね♪
[quads id=1]まとめ
コンパニオンプランツのナスタチウムは
多くの種類の野菜と相性がよく
効果を発揮してくれますね!
見た目も楽しめて、野菜の生育を助けてくれて
なおかつナスタチウム自体も食べられる…
なかなか素晴らしいお花ですね♪
勿論、これを植えたから虫が寄ってこない!
というわけではありませんが
わんさか寄ってこられるよりはマシというもの。
寄ってくる虫の数を減らしてくれるので
諦めずに毎年向き合い
効果を実感できる日が来ることを思い描きながら
自然の力のみの野菜を育ててみてくださいね♪